テレビ画面を“汚す”「ウィジェット」を味方にせよ

ちょっとだけみっともないタイトルですが、とても興味深い記事だったのでご紹介です。

最近話題のテレビウィジェットですが、スクリーン上で作動するウィジェットは、ＣＭの上に乗ったりテレビショッピングの電話番号を隠したりするのでテレビ局からは嫌がられる、アメリカではそういうことはないのに、というお話。

　もしかしたら、テレビ局が唯一できていないことは、いま他局の番組を見ている視聴者を自局に誘導することかもしれない。しかし、ウィジェットを使えば可能になる。ＣＢＳなどはテレビの前にいない人に対して自局の宣伝をするよりは、いま実際にテレビの前にいる人を引っ張り込む方がはるかに確実なことに気付いている。メタデータを使えば、他局の番組の出演者が明日には自局の番組にも出てますよ、と知らせることもできる。
　ウィジェットは最も強力な視聴者獲得ツールであることに、日本のテレビ局も気がついてほしい。

と締められています。
時代は戻ることは無くて、技術も世相も先へ進むしかないので、今後も『テレビ』という概念の変容は避けられないでしょう。ウィジェットが家電メーカーとテレビ局の力関係のハブになるなら、widgetownとしては心強いですね。
次世代の『テレビ』に、期待が高まります。