Adobe AIRコンテスト授賞式に出席してきました。


昨晩のことなのですが、
Adobe AIRコンテスト授賞式に出席してきました。今日はそのレポートです。


思っていたよりも派手なイベントで、開始時に「ツァラトゥストラはかく語りき」が流れ、
ビールを飲みながら観覧するスタイルでした。会場は300人の満員御礼。


最初は、AIRの概要とAdobeがめざすRIAのロードマップについてのお話。
『Open Screen Project(OSP)』を標榜してます。これからのRIAを加速させます、という内容でした。


その後、事例紹介。
3社が4例を説明しました。
我らがアップフロンティア株式会社が、トップバッターとして、
日興アセット・マネジメント様の『投信王ウィジェット』とスクウェアエニックス様の『SQUARE ENIX MEMBERS TV』の紹介をしました。

フランクな雰囲気の会場での、我が社の横山取締役の熱い営業トーク
社内で心を込めて制作された作品が、晴れ舞台で大きく紹介されてよかったと思います。


そしてその後いよいよコンテストの授賞式。
北は埼玉、南は長崎までの広範囲(?)から、86作品もの応募があったそうです。
これは第1回目のコンテストしては盛況な数字とのこと。
結果は、


特別賞
株式会社イメージソース『webplamo 飛行艇版』

飛行艇を組み立て、ジオラマアニメーションの中に飾るアプリ。グラフィックが非常に綺麗でした。


Dreamewaver賞
株式会社カタマリ『JSON editor AIR

XMLデータを編集するアプリ。デザインが美しく使いやすそうです。フラッシュを用いたプレゼンがとてもかわいらしかったです。


Flex
株式会社エスキュービズムJUKING AIR

音楽を動画付きで再生し続けるアプリ。これは少し前にリリースされていて、widgetownにも既に掲載させていただいており、私もユーザーとして利用していてすごいと思っていたので、納得の受賞です。


Flash
株式会社セルシスAir train』

スレッドを電車に見立てて世界中のモニターを旅しながらコメントを集めるアプリ。掲示板でもtwitterでもない新しいコミュニケーションツールをめざしたそう。


グランプリ
大日本印刷株式会社『HitoFude AIR

一筆書きをリレー方式で続けていくツール。審査員満場一致での受賞だそう。まだ公開はされていようですが、ぜひ触ってみたいですね。


※公開されていないものが多いですが、受賞作については、23日にAdobeのサイトでダウンロードできるようになるらしいので、そのときにまたご紹介します。



というものでした。
制作に時間がかかっていてリッチなものが多く、AIRではアイデアと技術とリソースがあればすごいものが作れるんだなあというのが感想です。
どの作品も個性的で、テクニカルで、熱意に溢れていました。


最後に、審査委員長の株式会社ワンパク代表取締役の阿部淳也氏がコンテストを総括。
その中で、デベロッパーとデザイナーで編成されたチームでの制作がこれからのスタンダードになるだろう。
そしてAIRの可能性を開拓し、新しい世界を築いていくのは世界中の皆さんなんだ、
ということを仰っていたのが印象的でした。


AIRのポテンシャルの高さに驚かされたイベントで、これからの広がりに期待させられました。
widgetownにも、AIRの登録ががんがん増えればいいなあ。



下地