ウィジェットをめぐる冒険 最終回 これからのwidget


こんにちは。
東京はあいにくの雨です。



これまで4回にわたって、語源・用法などの観点から『widget』を取り上げてきましたが、ウィジェットをめぐる冒険、は今回が最終回です。



今までの回を振り返ってみましょう。


その1では、何を調べるかを定義しました。

その2では、『widget』という単語そのものについて調べました。

その3では、ITの世界で使われる『widget』には2種類あることを書きました。

その4では、『widget』がIT用語として使われるようになった時期についてでした。

その5では、巷で聞かれる、『widget』は『window』と『gadget』の造語説への簡単な問い立てでしたね。



widget』という単語自体について、狭い範囲で集中的に考えられたかと思います。





何度も書いていますが、言葉の意味は、時代によって変わります。

最先端の玩具だったファミコンレトロゲームになったように、10年もすれば今、新しいと騒がれている技術はすべて懐かしいものになるでしょう。
10年後にはウィジェットも今の何倍も進化して便利になっていることだと思います。
もしかしたら、それの名前はウィジェットではないかもしれない。
そういうものだと思います。

ですが、それは未来の話です。
現在、2008年。ウィジェット界を見渡すと、そこは百花繚乱。
面白いものが溢れかえっています。



今、ウィジェットが熱い時代なんです。
これからが楽しみです。





以上。ウィジェットをめぐる冒険でした。


下地