ウィジェットをめぐる冒険 その3 ウィジェットがいっぱい

その1はこちら、その2はこちら


こんにちは。今日は『widget』の言葉としての使い方について少し書きます。
widget』をIT用語として使う場合、2つの用途がありますね。


1つは、

widgetownでもこのblogでも扱っている、「デスクトップないしウェブサイト・ブログ内で起動する簡単なアプリケーション」のこと。



そしてもう1つが、

GUIインターフェイス部品のことです。
具体的にいうとテキストボックス、ラジオボタンチェックボックス、スクロールバーなどです。
おそらく今この文章を読んでいるあなたの視界半径30センチに多数存在しているであろう、あれこれのことですね。


そう、これら、全部『widget』なんです。
ということは、私たちのデスクトップは、最初からウィジェットだらけ!


調べてみると、英語圏ではこの2つを、前者を『widget engine 』、後者を『GUI widget』と使い分けているようです。
英語版のwikipediaでは分けて説明されていますね。ですが、2008年4月現在日本語版のwikipediaでは両者とも同じ『ウィジェット』という表記での説明です。


もちろん、英語と日本語は違う言語です。
なので、『widget』と『ウィジェット』は違ってしかるべきなのですが、これはちょっとややこしいですねえ。
齟齬をきたしてしまいます。
ここは今後呼び方が変わっていくところかもしれませんね。



今日はここまで。
次回に続きます。


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