ウィジェット? ガジェット?
「デスクトップないしウェブサイト・ブログ内で起動する簡単なアプリケーション」、のことをwidgetownでは『ウィジェット』と呼んでいます。
ですが、GoogleさんやMicrosoftさんは『ガジェット』という名称を使っています。
なぜ同じものなのに複数の呼び名があるのでしょう…?
そんな『ウィジェット』と『ガジェット』。
気になったので少し調べてみました。
まず、単語の意味を調べるために、
yahoo!辞書(プログレッシブ英和中辞典)で引いてみました。
『gadget』は、
1 (目新しい)道具[装置, 仕掛け];気のきいた小物. ▼おもしろいがあまり役に立たない.
2 (卑) 男性器, 一物.
だそうです。
これはきっと、1の意味で使われていますね。
一方『widget』のほうは、
1 (略式) 小さな機械装置[仕掛け, 道具];何とかいうもの.
2 規格品.
3 (空軍俗) (飛行機に故障を起こす)小妖精(ようせい).
となっています。
空軍のスラングで妖精という意味になっているところが大分メルヘンです。
どちらも、仕掛けのある小物。という意味の単語のようですね。
文房具などに使われていた単語がそのままオンラインの単純なアプリケーションにも使われるようになった、というのが、呼称になった経緯なのでしょう*1。
呼び名が統一されていない理由は、
- まだ世間に出てきて間もないツールで、一般的な呼称が定まってないこと。
- プラットフォームの互換性がないこと。
などがあげられそうです。
もしかしたらこれからも呼び方が変わっていくのかも*2しれません。
今後の「デスクトップないしウェブサイト・ブログ内で起動する簡単なアプリケーション」の呼び名には要注目ですね。
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